レンアイカンジョウ。


恋をするイキモノ。それ故に。


人を愛する。生き物を愛する。自分を愛する。物体を愛する。世界を愛する。
アナタを愛する。

人を憎む。生き物を憎む。自分を憎む。物体を憎む。世界を憎む。
アナタを憎む。

人に執着する。生き物に執着する。自分に執着する。物体に執着する。世界に執着する。
アナタに執着する。


恋愛感情を、アナタに。世界に。全てに。


「レンアイ」
それは愛にも恋にも、憎しみにも執着にも似通っていて
区別がつかなくなる程、溺れていけばいく程見えなくなっていく

怖いもの。
でも同時に「愛しい」もの。
そんな感情。

人を愛することは自分を愛すること。
自分を憎むことは人を憎むこと。

でも、人を愛すること=人を憎むこと、ではない筈。


「豊かな感受性」と共に溺れ、そして堕ちて。
アナタの救いの手を振り払って、アナタの切ない表情も振り切ろうとして。
アナタの笑顔も、アナタの温もりも、アナタの優しさも全て手離してしまおうとして。
アナタの存在を忘れてしまおうとすら考えて。

「私は一人で大丈夫だから。」
「一人でいなくちゃ駄目だから」
「自分の気持ちに嘘を吐き続けることなんて出来ないよ」
「そのうち「私」みたいになっちゃうよ」

「アナタの幸せ」を願ってる、なんて言葉を「吐き棄て」て。
アナタの幸せの延長線上に「私」がいなかったら、私はアナタを不幸にしてしまうから。
それが怖いから、だから自分から手離そう、逃げようとしているんだね。
見破られているね。

知らなければ良かった世界。知りたかった世界。
ずっと待ち望んでいた暖かさ。
知ってしまったが為に味わわなければいけない「孤独」や「絶望」。
プラスの感情とマイナスの感情。

どちらかを得ようとすれば、もう一方も共にやってくるものだから。

それでも暖かさが欲しい?−欲しい。
辛さに耐えられる?−耐えなくちゃ。
失いたくない?−手離したくない。


人は何処まで堕ちていくものだろう。何処までなら這い上がれるものだろう?
一人で生きていけるもの?

人は一人なの?


暖かさを知ってしまったら。もしその暖かさを失ってしまったら。そういう事ばかり考える。
上手に歩けなくなることばかり考える。
頭の中は常に最悪の結末。

それでも「感情」を持つイキモノである限り、考え続ける事は権利であり義務でもある
と、思うし、思いたい。


考え続けていたい。生きている限り。



き殴り。



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