死に近付く時に。


死に近付く一瞬。それを意識し始めた時。無意識下でも何らかの予兆を捉え始めた時。

命あるモノは皆その時を迎えると、周りのモノに「優しさ」を与えながら、その時を待つのでしょうか。
予想すら出来ない事が近付いている時であっても、「暖かさ」を育むものなのでしょうか。

死が近付いているから、だから優しくなれるんでしょうか。理解を示そうとしてくれるのでしょうか。
死に近付くと、それだけ「強く」なるものなのでしょうか。
他人に対して暖かく、力強く、哀しげで、でも現実を見つめ、今を生き、
そして優しく。

その目は一体何を見ていたのか。
何を見ようとしているのか、していたのか。
この世界を視ていたのか、それとも、もう別の場所を視ていたのか、視始めていたのか。

別の場所なんてあるのか、否か。

その変化に気付く事の出来る「力」を持っていたら。そう願うけれど
でも誰しも持っている力なのかもしれない。ただ今は必要とされていない力、だから気付けないだけなのかもしれない。

それでも、気付けなかったら「御仕舞い」なんだよ。

きっと何日も、何ヶ月も、何年経っても忘れない。
出来なかった事を責め続けて、後悔し続けて。

もうそうならない様に。どうか。


神経を、研ぎ澄まして。



き殴り。



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